3/30発売予定だった 「木枠から作る小さな家具」誌 (主婦と生活社)が
震災の影響で 本日4/4 無事に発売となりました。
近いうちに本屋さんに行って
本当に並んでいるのか 見にいかなくっちゃ?!
見本誌は送られてきたので
手元にあり 感動の嵐で やっと 発売できた~っって感じです。
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最初の担当の高橋副編集長さんから
メールをもらったのが
2010.7.23でした。
この頃 発売された キッチン本に1ページ掲載されたので
そのお礼方々 メールをしたのですが
その返事が ちょうど関口さんの話しをしていて、
私が特集の担当で
木枠から作る簡単木工の本を出したいというものでした。
えええ???私?なんでなんで??
びっくり仰天。
私カンの木枠特集(2010.3月発売の木工リレー)が評判がよかったそうで、
1冊の本にする企画を通したそうです。
木枠から どんな作品が作れるかを
まず 50以上 アイデアを描いて提出が9月末までの宿題。
そこから 高橋さんが いくつか選んで
実際に 有楽町まで 出向いて 打ち合わせ。
10月ごろ。
12月には 決定した作品の打ち合わせ。
そして今年に入ってからは
板の発注(下田材木さん)やペンキ調達。
キット状にカットカットの日々。
杉板にかなり苦戦して 泣きそうになることシバシバ。
作品の金具・取っ手とか 色とか
全く決まっていないまま
撮影本番日。っというか 撮影初日に
ライターの伊藤嘉津子さんと カメラマンの山口さんと
夜7時~10時半まで 細かい打ち合わせ。
ここで ペンキの色と作品と雑貨の組み合わせなどを
決めました。
撮影日じゃない日は 助っ人友人 くっきーさん ecocoさん
チカちゃん に御願いして 一緒に塗ってもらいました。
寒い中 外での作業は 大変だったと思います。
でも1人じゃ絶対に間にあわない量だったので
3人に助けてもらって本当に助かりました。
撮影は2週間にわたって shopとアトリエで・・・。狭い部屋が
プロセス撮り部屋になったり スタジオになったり
かっこよく写してもらえて さすがプロだな~って。
朝10時~夜22時とか お昼以外は 休憩なし。
マシンガンのように どんどん撮影していき
延長もなく 予定通りの日程で 撮影は終りました。
その後 校正チェックに入ります。
30ページ以上をチェック。
編集部と 私のやりとりが続きました。
そして 震災の日・・・。
都内は あの日 大パニックだったと思います。
そんな中17時頃 高橋さんから
メール! えええ??!! びっくりしてしまいました。
校正チェック最終の添付書類を
送ってきたのでした。件名が これから 避難しますっ。
もっと早く避難しなきゃだめでしょ~!って。
最終の最終チェックは3/16か17あたりまで
続きました。
私も 頭の中がトンチンカンになってしまって直したサイズが
逆に間違っていたり なんの為の校正なのか~~~。
何度も 校正チェックして どうにか 無事 印刷に廻せるようになったときには
紙が無い 印刷会社が計画停電で ストップなどの
支障があり 本当に 発売するのかなって思いでした。
たくさんの関わってくださった皆さんのおかげで
本日 無事に 発売いたしました。
渾身の1冊です。
内容は 木枠のほかにも 素敵な木工作家さん7名の素敵な作品製作も
載っています。 ぜひ 本屋さん アマゾンなどで
お買い求め くださいね。
木工教室も 本の中の作品のリクエストも お待ちしています。
(GW後から 木工教室再開予定)。
編集部の高橋さんをはじめ、
編集社の皆様、 手伝ってくれた友人・モデル参加してくれた親子さん(berrysさん)、
感謝の気持ちでいっぱいです。
今、震災の影響で 色んな思いがありますし
皆さんもそうだとおもいます。
だけど 手作りを通して 気持ちが前向きになっていってもらえたら
嬉しい限りです。
ps 高橋さんとは メール交換を
100?200?とにかく 相当数 交わしたので
趣味話しとか ベランダのハトの糞話とか
大笑い連発で 楽しかったですよ~。